八角塔の遊溟

さしみの にき。

娘の卒業式

本日は娘(中3)の卒業式。
晴天で穏やかな早春の日だ。
しかも、諸事情で新横浜駅近くのホテルでの開催! まあ、会場は申し分なしですわ!

X(旧Twitter)のアカウントではたびたび投稿しちゃいましたが、彼女とはほんとうによくケンカをした。
いわゆる「不登校」であり、コミュニケーションをとるのが苦手で、ぼっち。

しかし、わたしが許せなかったのはそんな状態ではなく、彼女が自分で自分の欠点を自覚しているのに、治そうとする努力がわたしの目にはまったく映らなかったことだ。

結果としてわたしは、娘については全般いつも不機嫌で期待もしなかった。彼女に期待すれば裏切られた時が辛かったから。ひとえにわが身恋しゆえであると今なら言えるけど。正直、この子のイベントにはなにも行きたくもないと何度も思った。
一週間以上口をきかなかったことはざら。
口をきけば怒鳴ってこっちが疲れるだけである。一怒一老とはよく言ったものだ。

その娘が中3になって大きく変化した。親バカでそう言わせてもらう。
理由は単純明快(らしい)。
彼女曰く「このままだと高校に行けなくなる」と思ったそう。
新学期以来ほぼ毎日登校し、塾もスケジュール通りこなした。学校のイベントにも進んで行くようになった。

それでも夏休み明けには成績が下がった。
あれだけやったのに、まだ下がるのかとびっくりした。
基礎勉強が出来ていないことが大きかったようだが、これ以上ないくらいの低い成績をさらに下回った時には、塾の費用諸諸はほとんどドブにカネを捨てているのと同じとも思った。それでも彼女は腐ることはなくて、学校も行ったし塾通いもそのまま続けた(もちろん、そのための〈ニンジン〉はぶら下げましたけど)。

後半にはなんとか持ち直しを見せたものの、結果としては肝腎の内申点が思うようには伸びずに、公立受験を諦めた。
そして彼女の本命の私立に賭けることにした。これすら「チャレンジングですね」と塾の室長に言われた。
そういう退っ引きならないところまで追いつめられたが、第4コーナーを廻って、塾の先生方にはよくムチを入れてもらったと思う。
結果は一般オープン入試で合格。
まあ、首の皮一枚、つながった。

本人はほんとうに喜んでいたし、嬉しかったろう。「もっと早くからやっておけば」というのを言っても今さら詮方ない。
「終わりよければすべてよし」というのは沙翁の名言だが、
はてさて、わたしはこの3年間、いったい何をしていたんだろうと、これまた今更ながら苦みを噛みしめている。

【day7】米イスラエル 制空権確保

この戦闘も開始から一週間が経過した。米イスラエルはイラン上空の制空権をほぼ確保したということだが、よく指摘されるように〈出口戦略〉はほぼないみたい。

この日もX(旧Twitter)のTLを眺めていると、アメリカ大統領はじめ高官たちの発言その他は素人が見ても二転三転している。

イラン大統領の指揮系統にはないイスラーム革命防衛隊による周辺国への攻撃は続いている。

news.yahoo.co.jp

攻撃するほうもされるほうも、いったいどういうシナリオを辿っていくのか。そもそもシナリオなんてえものは存在しないのか。

さて、自分自身ためのメモとしてつけた、このイラン攻撃の投稿も、今日でいったん区切りとします。もちろん、この後も言及することはありますけども。

【day6】米「制空権 数日以内に掌握」

イスラエルとともにイランへの大規模な軍事作戦を続ける米国のヘグセス国防長官は4日、イラン上空の制空権を「数日以内に掌握する」と述べた。第2次世界大戦後初めて、魚雷により艦船を撃沈したとも発表。3千キロ離れたインド洋上での攻撃で、戦闘範囲の拡大に歯止めがかからない状況になりつつある。(朝日新聞2026.3.6付朝刊一面 より)

攻撃の成果を「10点満点中15点だ」と自己評価したトランプ大統領だが、当初のシナリオは後退(ないしは転進)しているように見える。戦争はいつか終わらせなければならない。アフガニスタンで20年間で3兆ドル使ってタリバン政権を倒し、タリバン政権を建てた〈教訓〉はどこに活かされているのだろう。

【解説】米vsイラン戦闘今後は? 想定される3つのシナリオ(日テレNEWS NNN) - Yahoo!ニュース

いずれにしても、今回の開戦はイスラエルに引っ張られたところが大きく、なんつーか、トランプは周りに〈いいように使われている〉感がするのはわたしだけだろうか。中間選挙もあり福音派にもいい顔をしなければならないし、しかしいまのところは中長期的にはジリ貧の気がするけども(わたし自身が単にそういう認知バイアスの罠にはまっているだけかもしんないけどね)。

(追記:2026.3.7)ますます〈出口〉を狭めることになるだろうね。
news.yahoo.co.jp

【day5】イラン戦 見えぬ幕引き

トランプ大統領は3日、イランの新しい指導者は現体制内から選ぶのが適切だとの考えを示した。当初は体制転換を呼びかけたが、現体制を親米に変えた方が得策との判断に傾いたと見られる。イラン側は次期最高指導者を近く選出するとしており、戦争の幕引き破見えない。(日経新聞 2026.3.5付朝刊一面より)

別段今日の紙面を眺めてというわけではないが、朝日読売日経では、日経が尖っている感じがする。

らしくない?

まあ、高市政権にも物申しているし、トランプ率いるアメリカに対しても経済活動をメシの種とする身から言うことは言っているという印象がここまではある。相変わらず優等生っぽいけどね。

イランへの大規模攻撃は粛粛と進行しているようだが、思ったほどでもないという見方もあってもう少し事態を眺めることになりそう。この勝敗の付け方で、アメリカの中間選挙がどうなるかだが、中間選挙まではもう少し時間もあるからどう転ぶかは解らないんじゃないか。

イラン攻撃で割れるMAGA派 福音派「再臨のため」歓迎 批判勢力「米国の戦争でない」 - 産経ニュース

WBC(POOL C)がはじまった。
夜はチェコ v.s. 韓国を観ていた。ずいぶんと大味な試合になったが、そんなもんだろうか。

【day4】「イラン、耐えがたい脅威」

トランプ米大統領は2日、イランが「耐えがたい脅威になる」と述べ、イラン攻撃を正当化した。米軍の地上部隊の派遣も排除しないと表明した。米軍は大規模攻撃の準備に入っており、核施設だけでにく弾道ミサイルや海軍戦力を撲滅させるため総戦力を展開する。(日経新聞 2026.3.4付朝刊一面)

アメリカとイスラエルがイランを攻撃する〈理由〉は何か。

長距離ミサイルと核兵器を装備したイラン政権は中東のみならず、米国にとっても脅威になる、という理窟は、攻撃の正当性に値するのか。その正当性を法的に評価しようとする、日本をはじめとする各国の動きは鈍い。

トランプ一族がビジネスチャンスとする中東において、イランの存在は鬱陶しいの一言であり、その存在を排除したかったのだとする、何やら陰謀論めいた話もあるが、仮にそうだとしてもコトはビジネスで左右できる話ではない。

すでに今日(日本時間4日17時すぎ)には、アメリカは〈大規模な攻撃〉に入っているようだが、各国やメディア含めて〈様子見〉が続くだろう。

【day3】イラン攻撃は4~5週間かかる(それ以上とも)

朝から雨。ずっと終日雨だった。在宅勤務で寒さを凌いでいた。

奇しくも、朝日新聞と読売新聞の朝刊一面の見出しが同じ。故あって目下2紙を定期購読している。ほんとうは日経もとりたいところだが、とてもそこまで懐の余裕はないのです。

攻撃は3日目に入っている。トランプ大統領によれば攻撃は長期化するとのことだが、彼の基本線は楽観的である。一部では、戦闘が長期化にともなって米軍の武器・弾薬などが不足してくるという見方もあるようで、それって台湾有事とかにも当てはまることなのでは? と思ってみたり。

NYタイムズ紙の記者が6人がかりで書いた、トランプ大統領が今回の戦争を決断した内幕を詳細に記したスクープ記事がX(旧Twitter)で流れてきた(いまのところ全文無料で読めるみたい)。
https://www.nytimes.com/2026/03/02/us/politics/trump-war-iran-israel.html

イスラエルのネタニヤフ首相が相当プッシュしていたことや、CIAがハメネイ師の居場所を特定していたこと、外交交渉は結果的には時間稼ぎにすぎなかったことなど、政権近くの匿名情報源からネタをもとにして描きだしている。Geminiくんにサマリしてもらった。ちゃんと詳細まで翻訳しないと解らないところもある。

序章:予期せぬエスカレーション

2026年2月末のある土曜日、ドナルド・トランプ大統領はマール・ア・ラーゴのプライベートダイニングで、側近やイスラエルの高官らと夕食を共にしていた。その数時間後、世界は炎に包まれることになる。

トランプ氏はこれまで、中東での「終わりのない戦争」を批判し、米軍を撤退させることを公約に掲げてきた。しかし、今回彼が下した決断は、その正反対のものだった。イスラエルと共同でイランの核施設、軍事拠点、そして最高指導者アリ・ハメネイ師の居住区を標的とした大規模な空爆を開始したのである。なぜ、かつて「戦争回避」を唱えた男が、自ら中東最大の火種に火をつけたのか。

1. 外交の決裂と「レッドライン」

事態が動き出したのは2026年1月、トランプ政権がイランに対して突きつけた「最終通告」が無視された時だった。トランプ氏は、オバマ時代の核合意を「破綻したもの」として完全に否定し、イランに対し、弾道ミサイル開発の即時停止と核濃縮の完全放棄を求めた。

しかし、イラン側はこれを「主権の侵害」として拒絶。2月に入ると、イランは新型の長距離ミサイルの発射実験を強行した。これがトランプ氏にとっての「レッドライン」となった。情報当局は、このミサイルが米国本土に到達可能な能力を持ち始めていると報告した。

2. イスラエルからの圧力と「共同歩調」

ホワイトハウスの内部関係者によれば、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相(当時)からの働きかけが決定的な役割を果たした。イスラエルは、イランが地下深くの施設で兵器級濃縮ウランの製造を完了間近であるという独自の証拠を提示し、「米国が動かないのであれば、イスラエルは単独で攻撃を行う」と通告した。

トランプ氏は、イスラエルが単独で動けば中東各地の米軍基地が報復にさらされ、米国が望まない形で戦争に引きずり込まれることを懸念した。「どうせ戦うことになるのなら、我々の条件で、我々の主導で行うべきだ」とトランプ氏は周囲に語ったという。

3. 「斬首作戦」への誘惑

国家安全保障会議(NSC)での議論の中で、マルコ・ルビオ国務長官らは、単なる施設破壊ではなく、イランの指導部そのものをターゲットにすることを提案した。彼らは、1月のベネズエラでの介入(マドゥロ政権への圧力)が一定の成果を収めたことを例に挙げ、イランでも「トップを叩けば体制は崩壊する」という楽観的な見通しを示した。

トランプ氏は、ハメネイ師の居場所を特定したという極秘のインテリジェンス報告に強い関心を示した。彼は、自らが歴史上どの政権も成し得なかった「イラン・レジームの解体」を達成する大統領になることを望んだのである。

【day2】イラン最高指導者 殺害

国営イラン放送などのイランメディアは1日、イランの最高指導者ハメネイ師(86)が2月28日に死亡したと一斉に報じた。米国とイスラエルの攻撃で殺害されたとしている。イランの精鋭部隊「イスラム革命防衛隊」は1日、報復する方針を明らかにした。1979年のイラン革命以来の重大局面となった。(朝日新聞 26.3.2付朝刊一面 より)

ハメネイ師はテヘラン中心部にある、最高指導者事務所で執務中に攻撃を受けたという。余程近くまで敵側のインテリジェンスが及んでいたようで、CIAがハメネイ師の行動様式を追いかけて、テヘラン中心部の施設で土曜日(2/28)朝に高官会議を開くことを掴んでいたと、

↑米紙ニューヨーク・タイムズが報じている、

↑ということを朝日新聞(3/1付)は伝えている。

ハメネイ師、イランの最高指導者として君臨すること36年。かのホメイニ師の後継者であった。民主主義的手続きを経て選ばれた大統領(いまはペゼシュキアン大統領)よりも遙かに強大な権力を握る〈絶対権力者〉であった。

誰が後継になっても体制上、最高指導者はその権力を引き継ぐが、イスラム革命防衛隊のますますの関与が予想されているみたい。

このイラン革命体制は50年近く機能してきた。「そんな簡単には体制転覆はできない」という見方が大勢らしいが、どうだろうか。

ウクライナ侵攻、ガザ侵攻同様、今回もSNSのタイムラインを眺めるとさまざまな情報が飛び交っている。玉石混淆、いや〈石〉以上にひどいフェイクニュースやフェイク画像も多い。

こういうときには、いったんオールドメディアのエディターシップを頼りたい。